『しずお農場』は、北海道の北、士別(しべつ)という町で元気な羊を育て、おいしい野菜をつくっています。美瑛の丘のように、美しいかわにしの丘の一角を占める200 ヘクタールの農場です。
旭川より北の塩狩峠を越えると、土質、水質ともにグッと高くなり、そんな良質な土地を利用して、広い牧草地では羊を育て、丘のふもとでは、特別栽培でさまざまな野菜、ハーブも作っています。
士別市では、昔から、その自然からもたらされるミネラル水を使った畜産業も盛んでした。しかし、かつては羊の町として栄えたこの街も日本の農業が抱える数々の問題から逃れる術もなく、
若い人たちは町から離れ、後継者問題を抱える農家は廃業を余儀なくされるという事態になっています。
そうした中、もう一度、かつての活気ある街にと、士別市、そして地元の建設会社が力を合わせ立ち上げた牧場が『かわにしの丘しずお農場株式会社』です。
「一次産業だけの農業には限界がある。二次産業で消費者が使いやすいよう加工し、三次産業としてのサービスも含めた販売。
ここまでやって1、2、3。掛けても足しても6。我々は六次産業を目指したい。」地元の若者、Uターン、Iターン組もみんな集まってきました。道のりは、はるか先。
でも夢を持って頑張っています。
衣食住の全部を人間に提供してくる動物、それが羊なんです。
しずお農場にて販売中ヒツジの絵本
- 作: むとうこうじ
- 絵: スズキ コージ
- 出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
農文協の園芸絵本シリーズ(ヒツジの絵本)むとうこうじ編スズキコージ絵 親子で楽しめる、とってもよい絵本です。
士別産サフォークラム味付け ジンギスカン |
士別サフォークラム | しずおさんちの トマトジュース |
ほおずき |
世界レベルの羊肉
しずお農場で育てた羊は、高級羊肉として全国へ出荷。肉に適度なサシが入り、歯ごたえがありながらもしっかりと噛み切れるほどの柔らかさ。
ラム肉特有の香りが控えめで非常に食べやすいと評判です。
全日空国際線ファーストクラスではメインディッシュとして、また横浜APEC では各国の首脳に食べていただきました。
その他、東京、大阪など全国各地のホテルやレストランで、こだわりの羊肉としてお取扱いいただいております。
創業者「佐藤 静男」社長の生まれ故郷である士別市かわにし地区の絶景観を紹介します。
【旅人情報】
かわにしへ行ってきました。美瑛には及ばないだろうと思っていたのですが、いってみて驚き。美瑛の丘そっくりの風景でした。写真を撮って「美瑛だよ」といってみせると、
そのまま信じてもらえそうな風景でした。まだまだ観光地とは無縁の所で、景勝地が少ない道北では穴場な所です。
-鉄路の旅人
旅行者のガイド誌に載っていたイラストマップ付きの記事の抜粋です。本当にきれいなところです。士別剣淵インターから車で7 分。是非いらしてください。